生協の出番 4
民主制の核心は参加にあります。
できるだけ多くの人々が参加して、みんなで合議をやっていくということです。
しかし、組織が大きくなると、そんなことは事実上できなくなります。
効率的でしょうとすればするほど、それがむずかしくなります。
ですから、組織をつくって、誰か非常に有能な人を入れて、物事をどんどん決めていこうとします。エグゼクティブトレードによると、一種の独裁的な形態になり、官僚主義に陥っていく危険が、どうしてもあります。
生協も、というよりも本来民主主義の原理に立っている生協はことに、組織の拡大とともにこういうジレンマに苦しむようになります。
生協規制の論議が起きたとき、「民主的な運営の可能性」ということが問題になり、適正規模の論議が出てきたのも自然のことです。