生協の出番
社会体制の今日の動きは、なによりも生協にとって看過できないことです。
生協は、トータルとしての生活文化の向上に資することを目的としています。
そして生協は、もともと人間的な協同社会の実現を目ざす一つの社会運動でもあります。
生協がもし、その精神を忘れないのであれば、今日、社会的に求められてきているコミュニティ形成の先頭に立ってしかるべきではないでしょうか。
「新5力年計画」、ことにその基本計画において、コミュニティ活動を強化する方針が打ち出されていますが、これは当然のことです。
生協運動はその初めから、人々が自由であると同時に、互いに思いやり働きあう協同社会の実現を目ざして、自由放任の個人主義も全面中央管理の全体主義も排してきました。
自由資本主義と管理社会主義の両極の一元体制がともに行きづまって、明示的にであれ暗黙のうちにであれ・・・
事実上、「第三の道」が模索されている今日の社会状況は、生協運動が志向してきたその方向に世界が動いていることを示すもの、とはいえないでしょうか。
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